はりま酒文化ツーリズム

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明石酒類醸造

明石酒類醸造

日本人のアイデンティティとして日本酒を世界へ。
欧州で知られる「Akashi‐tai」、アイデア豊富なチャレンジ蔵。

代表銘柄「明石鯛」は、海外での評価も高いですね。

明石酒類醸造

世界を飛び回って「Akashi‐tai」の名を
広げてきた米澤仁雄社長は、アイデア
豊富な行動家だ

私が家業を継いで酒造りをはじめたのが、約30年前です。
それまではサラリーマンをしていました。

当時はバブル時代の余韻が少し残っていたくらいの頃。
清酒の国内消費量がどんどん落ちていくなか、原料や製造方法にこだわったおいしい地酒だったのですが、「明石鯛」は国内ではメジャーとはいえない存在でした。

そこで「海外で勝負して知名度があがれば、日本でも評価が変わるのでは?」と思ったのがきっかけですね。
そこで海外のコンクールに出品しはじめたのです。

2020年だけでも、「明石鯛 純米大吟醸原酒」が、フランスで開催された「Kura Master」と「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で金賞を受賞し、アメリカの「全米日本酒歓評会」でも金賞を受賞しました。
また、「明石鯛 特別純米酒」は、「Kura Master」でプラチナ賞を受賞しました。

現在、アメリカ・イギリスを中心に約25か国の国へ輸出できるようにまでなりました。
日本酒全体の評価も、世界で高まっていると感じます。

ワインの知識が豊富な方が多く、自分たちが「おいしい」と思う味を大切にしてくれます。
「明石鯛」は原料にこだわって丁寧に作っている日本酒。
料理にもあわせやすい。だからこそ「Akashi‐tai」として、ワインと同じ感覚で受け入れてもらえたのだと思います。

今は世界一周クルーズ「クイーンエリザベス号」でも扱ってもらっています。
言葉はなくとも、本当においしいものは伝わるのだと実感しています。

「Akashi‐tai」はどんなお酒ですか?

明石酒類醸造
国道2号線沿いにある工場兼直売ショップ。
地元のイベントのコラボレーションにも積極的

明石の鯛は「魚の王様」と言われるほどおいしい魚。
その「魚の王様」に負けないよう「日本酒の王様」になれるようにとの思いから、命名しました。

弊社は1860年創業で、清酒の製造を始めたのは戦後、1960年。
「明石鯛」はその頃から造り続けている看板商品です。

「原材料に徹底してこだわる」が酒作りのモットーで、酒米は山田錦の産地、小野市の特A地区で収穫される最高級のものを厳選しています。

この山田錦を大吟醸で38%、純米酒でも60%まで惜しみなく磨いて仕込んでいます。
かといって、呑んでくださる方に日本酒のうんちくを押し付けるつもりはありません。
お料理にあわせて楽しく飲んでもらいたいですね。

リキュールやウイスキー・スピリッツなども製造されているんですね。

明石酒類醸造
「すべての人に酒と笑いと幸せを」を理念に

「リキュールは、地元明石清水のイチゴを使ったイチゴリキュールや兵庫県安富町のゆずをふんだんに使ったゆず酒を造っています。
冬場には雪だるま型の陶器に入って、そのまま燗をしてもらえる「ゆきんこ」という商品も。

日本酒という枠のなかで、常に新しいもの、面白いものにチャレンジしていきたいと考えています。

日本酒の文化を広く世界へ発信されています。

明石酒類醸造
日本酒造りもアイデア豊富。
山田錦を玄米から仕込んだお酒は、海外で人気を博した

海外に出るとやはり、日本人のアイデンティティを感じずにはいられません。
「日本人だから日本酒!」と思ってもらいたいというのが本音です。

今、世界的に日本食は健康食として認められています。
その流れのなかで日本酒も注目されてきているという実感があります。

こういった環境を追い風に、これからもメイドイン明石、日本の誇りとして、「Akashi‐tai」を広めていきたいですし、こだわりの商品を造り続けていきたいと思っています。

おすすめ商品紹介

  • 明石鯛
    特別純米酒

    明石鯛 特別純米酒

    山田錦の旨味が引き立ち、コクがありながらも爽やかな味わいが特徴のお酒です。

  • 明石鯛
    大吟醸原酒

    明石鯛 大吟醸原酒

    日本酒が本来持つ「旨味」と「香り」が際立つフレッシュさを感じるお酒です。

  • 明石鯛
    純米大吟醸原酒

    明石鯛 純米大吟醸原酒

    華やかな香りと繊細でコクのある味わい、原酒だからこそダイレクトにその香りと味わいを堪能できます。

明石酒類醸造 概要

明石酒類醸造株式会社
会社名 明石酒類醸造株式会社
住所 〒673-0871 兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
TEL 078-919-0277
FAX 078-919-4377
営業時間 9:00~17:00
定休日 土曜・日曜・祝祭日
駐車場 10台
蔵見学 なし
酒の入手方法 蔵元直売所「酒笑本館」で購入、
ネット注文(外部サイト)取扱店一覧(外部サイト)
試飲 なし
URL https://www.akashi-tai.com/

アクセスマップ

電車でお越しの方:
JR朝霧駅より西へ徒歩約10分
山陽大蔵谷駅より東へ徒歩約8分

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