はりま酒文化ツーリズム
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もりりぃのプロフィール

- 名前
- もりりぃ
- 作成者
- 姫路市職員
- コンセプト
- ・黒田官兵衛の二十四騎の一人であり、黒田節(下記参照※)に歌われる名槍「日本号」を福島正則から呑み獲た逸話で知られ、日本一の酒豪で播磨出身の「母里太兵衛」がモデル。
・「播磨は日本酒のふるさと」をPRすべく、兜には「はりま」の文字、手には盃、腰には「日本酒のふるさと」の徳利をぶら下げている。
・おじさんだけどかわいい「おじかわいい」 - 趣味
- 酒蔵巡り
- 特技
- きき酒
※黒田節の一節

酒は呑め呑め
呑むならば
日本一(ひのもといち)のこの槍を
呑み取るほどに呑むならば
これぞ真の黒田武士
母里太兵衛が酒豪として知られる福島正則の元へ使者として遣わされた際、お役目のため主君より厳しく禁酒を言い渡されいた。
母里太兵衛も酒豪として知られていたため、正則から何度も酒を進められるが、厳命のため断り続ける 太兵衛に正則は
「飲み干せたあかつきには好きな褒美をとらす」
と何度も進めてくるが、頑として断り続けていた。
しかし、
「名に聞く母里太兵衛がこれでは、黒田家は酒に弱いのであろう、酔えば何の役にも立たないのだろう」
と主家の家名を貶めるような発言に、主家をここまで言われては・・・と、太兵衛は承知し。
大盃になみなみと注がれた数杯の酒を一気に呑み干した。
正則は不覚を取ることとなったが「武士に二言は無い」という言葉を受けて
褒美に秘蔵の名槍・日本号を差し出した。
この日本号という槍は、元来皇室所有物で、信長、秀吉の手を経たのち正則が所有していた、天下の名槍である。
これにより「呑取り日本号」という異名と、「黒田節」として、
黒田武士の男意気を示す逸話として広く知られるようになった。